8.8に行われる第二回Sports Performance Online Summitの講師紹介です。
今回は丹治 史弥さんをご紹介します。
『効果的に長距離走パフォーマンスを向上させるトレーニング戦略:カギはランニングエコノミーの改善』
長距離走パフォーマンスを決定する重要な能力として”ランニングエコノミー”という言葉を良く目にすることが増えました。
インターネットで検索すると、ランニングエコノミーを改善する方法についての記事もたくさんヒットします。
本セミナーでは、このランニングエコノミーについて簡単に説明し、長距離走パフォーマンスとの関係を紹介します。
それらをもとに、効果的に長距離走パフォーマンスを向上させるトレーニング戦略について考察していければと思っております。
研究論文をベースに話を展開しますが、できるだけ簡単に説明していければと考えております。
【資格・専門分野】
- 博士 (体育科学)
- 運動生理学・体力学
【社会活動】
- 日本オリンピック委員会強化スタッフ
- 日本陸上競技連盟強化委員会
- 日本陸上競技連盟科学委員会
- ランニング学会理事
- 東海大学陸上競技部長距離・駅伝アドバイザー
【経歴】
2008年 奈良学園高等学校 卒業
2012年 筑波大学体育専門学群 卒業
2014年 筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻 修了
2017年 筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻 修了
国立スポーツ科学センタースポーツ研究部契約研究員を経て、2019年4月より現職
【おすすめの図書】
マラソンランナーへの道
鍋倉 賢治 著 大修館書店
私の恩師の著書です。
フルマラソンパフォーマンスを向上させるためのトレーニング方法だけででなく、ランニング中の生理学的応答についての知見も整理されていています。
フルマラソンパフォーマンスの優劣に関わらず、ランニングに関心がある方には非常に参考になると思います。